4 子供を育てる

(1)「児童手当」

日本で子どもを育てている人は「児童手当」をもらいます。
子どもが生まれたときや、引っ越ししたときに、役所に申し込みます。

1カ月にもらうお金
  • 3歳になるまで・・・15,000円
  • 3歳から12歳まで(小学校を卒業するまで)・・・10,000円
    (18歳までの子どもが3人以上いる家族は、3番目の子どもから1人15,000円)
  • 12歳から15歳まで(中学校を卒業するまで)  

(2)「乳幼児健診」・「予防接種」

役所は、無料で赤ちゃんの体の大きさや、体の様子を調べる「乳幼児健診」を行います。心配なことやわからないことを相談することができます。

赤ちゃんが病気にならないように、予防接種(無料の予防接種と自分でお金を払う予防接種の2種類があります)を受けることができます。

(3)子どもの医療費

6歳以下の小学校に入る前の子どもは、病院でかかったお金の20%を払います。小学校や中学校を卒業するまで無料の市町村もあります。自分が住んでいる町の役所に確認してしてみましょう。

(4)小学校に入る前の子ども

小学校に入る前の6歳以下の子どもは、保育園、幼稚園、認定こども園などに通うことができます。

3歳から5歳の子どもの保育園、幼稚園、認定こども園などの保育料は無料です。(0歳から2歳までの子どもを預ける場合は、無料になりません)

バス代などは無料になりません。

保育園

申し込み:役所
  • 親が働いている子どもを預かって世話をします。
  • 0歳から小学校に入る前までの子どもを預かることができます。
  • 1日8時間ぐらい 子どもの世話をします。
  • 夜や休みの日にも開いている保育園があります。
  • 親が病気や用事などで、子どもの世話をすることができないとき、短い間子供を預かる「一時預かり」をしている保育園もあります。

幼稚園

申し込み:入りたい幼稚園に直接
  • 3歳から小学校に入る前までの子どもが通うことができます。
  • 1日4時間くらい 学びます。遊びながらいろいろなことを学びます。
  • 親が働いているときなどに、夕方や夜まで子どもを預かる幼稚園もあります。

認定こども園

申し込み:役所か入りたい幼稚園
  • 幼稚園と保育園の両方の特徴があります。
  • 親が働いている子どもも、親が働いていない子どももいっしょに通うことができます。

各園の申し込み方法などは、自分が住んでいる町の役所に聞いてください。

幼稚園就園ガイド(7か国)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/youchien/mext_00505.html

参考:日本人の方へ 外国人幼児などの受入れにおける配慮について(PDF)