いろいろな災害のとき

(1)台風・大雨

  • 台風がきたら、強い風が吹いて危ないので、外には出ないでください。
  • 波が高くなったり川の水が増えて危ないので、海や川の近くに行かないでください。
  • 土砂が崩れたら危ないので、 山や海の近くに行かないでください。  
  • 洪水(川の水が増えてあふれること)や土砂災害(山やがけが崩れること)が起こることがあります。
  • どこが危険か、どこに逃げたらいいかハザードマップでチェックします。
  • 洪水や土砂災害が起こる危険がある場所にいる場合は、安全な場所に逃げてください。

(2)地震

《地震がくる前》

部屋にある棚やたんすがたおれないようにして、部屋の中を安全にします。

《地震がおこったとき》

家や建物の中にいるとき

  • テーブルの下に入ります。上から物が落ちてきたり、棚がたおれたりして危ないです。
  • 揺れがとまったら、ガスやストーブの火を消します。電気のブレーカーのスイッチを「切り(OFF)」にします。
  • 余震がくることがあります。避難場所に移動する準備をし、必要なときは、避難場所に移動します。

外にいるとき

  • かばんなどを頭の上にあげて、頭を守りながら安全な場所に逃げます。
  • 地震のときは、電車やバスが止まることがあります。急いで帰らないで、安全な場所でしばらく待っています。

車を運転しているとき

  • ゆっくり道の左側に車を止めて、エンジンを止めます。
  • ドアにかぎをかけないで、車にカギをつけたままにして外に逃げます。

海や川の近くにいるとき

  • 海や川で地震があったら、津波がくるかもしれません。
  • 海や川から遠くに離れて、高い場所にいきます。
  • 津波がこないか、情報を調べます。
  • わからないときは、日本人に「津波はだいじょうぶですか」と聞いてください。

逃げるとき

安全な場所(避難場所)に移動します。

安全な場所がわからないときは、日本人に「どこににげたらいいですか」と聞いてください。

《地震が起こったあと》

  • 火はつけません。ガス管が壊れて、部屋の中にガスがもれているかもしれません。
  • 風呂などに水をたくさん入れて貯めます。水洗用トイレの水などとして使います。
  • 水道管が壊れて水がでなくなるときがあります。

(3)津波

海で大きな地震があったときは、津波がくることがあります。

《海で大きな地震があったとき》

  • 海で大きな地震があったとき、すぐ海や川から遠くに離れて高い場所にいきます。
  • テレビやインターネットで津波の情報を調べます。
  • 津波の危険を知らせる「注意報」「警報」がでたら、すぐ高い場所に逃げてください。