段階的な多文化共生の推進

 青森県内の在住外国人は県全体では6,386人(2019年12月末現在)で、まだ県人口の0.5%(東京都は5%)です。まだ家族同伴ができない技能実習生が中心ですので、今すぐに全体目標図まで完成させる必要はありません。
 ただ、本県でも1%を超えると多文化共生へのニーズが急激に上がると考えられます。今後も毎年500人程度、在住外国人が増加する想定し、2025年頃までに段階的に完成形に近づけたいと考えます。

  段 階     時 期              推 進 内 容
第1段階
(基礎段階)
2019年~ 2021年頃ⅰ 全県的に日本語指導サポーターを養成(100人)。 県教育委員会等と学校にサポーターを派遣する仕組みをつくる。
ⅱ 外国人が多い市などが相談窓口設置。
ⅲ 外国人の防災訓練や多言語支援センターの運用研修など。
第2段階
(発展段階)
2022年~2024年頃ⅰ 県内6圏域において圏域内市町村が連携して多文化共生に取り組む。
ⅱ ほとんどの市町村において相談窓口がつくられる。
ⅲ 県災害対策本部と連携した災害時多言語支援センターの設置。
第3段階
(完成)
2025年頃全体目標図が完成。